家事・育児

【教育シリーズ Vol.2】理系に進ませたら安心?親が進路で悩むときのリアル

meipapa

こんにちは、めいパパです。

大学受験を目指すご家庭をこれまでたくさん見てきましたが、やっぱり「進路選び」って正解がない分、めちゃくちゃ難しい。

特に、「とりあえず理系の方がつぶし効くよね」という話、よく聞きますよね。でも本当にそうでしょうか?


文理選択の現実:「とりあえず理系」の落とし穴

多くの高校生は、「数学苦手だから文系」「国語嫌いだから理系」といった、苦手科目ベースで選びがち。

また、「理系なら潰しが効く」と安易に選ぶケースも多いけど、結局しんどくなって文転するパターンもよく見かけます。

「やりたい学問があって選んだ」という子は、正直なところ上位層でもそんなに多くないのが現実です。


学問選び=未来の自分選び。だけど…

最近は、「データサイエンス」や「情報系」などのキャッチーな分野に飛びつく傾向もあります。

でも本来、進路って「大学に入るため」じゃなくて、「大学を出たあと、どんな人生を送りたいか」から逆算して考えるもの。

ところが現実には、大学入ってから「思ってたのと違う」と気づく学生も多いんです。


理系人材の需要爆上がり。でも文系が悪いわけじゃない

近年は特に情報系・AI・データサイエンスなどの人気が爆上がり中。

経済産業省の資料では、2040年には最大326万人の高度IT人材が不足するとも言われています【経産省資料より】。

一方で、文系人材の供給過多も指摘されています。大学入学定員では文系が6割超え。でも社会では「課題解決力」「データ活用力」などがより重視され、“汎用的な文系スキル”だけでは職に直結しづらいという現実も。

とはいえ、文系の強み=「伝える力」や「社会感度」も、もちろん大事。ただ、そこにデジタルリテラシーや専門性が掛け算される時代に突入しています。


進路を考えるとき、親にできること

進路を考えるうえで、親としての関わり方も重要です。

「あの学部なら就職に困らないよ」「公務員が安定でいいよ」
そんなアドバイスをしたくなる気持ち、めちゃくちゃ分かります。

でも、それがその子の“本当の幸せ”につながるかは、別問題。

正解はないからこそ、「あなたがどんな未来を描きたいか」を一緒に考え、時には寄り添い、時には背中を押してあげる。

めいパパ自身も、娘・めいちゃんにとって、「楽しい!」と思えることに全力で取り組めるような人生を選べるよう、伴走したいと思っています。


おわりに:進路選びに必要なのは、「正解」より「信頼」

将来の職業、大学の選び方、学部の偏差値…たしかに気になることは山ほどあります。

でも、最終的に進路選びで大事なのは、「信頼できる大人と、自分の人生を一緒に考える経験」なのかもしれません。

親が先回りして「これが正解!」と道を決めるんじゃなく、子ども自身が自分で考えて納得して進む

そのプロセスこそが、将来どんな困難が来ても、立ち向かう力になるんじゃないかなと思います。

そしてその一歩一歩を、親として“信頼”という土台で支えてあげること。
それがきっと、教育の原点やと思っています。


▶ 次回予告

「文系でも理系でもない“第三の進路”ってあるの?」そんなテーマでもう少し掘り下げてみようと思います!

ABOUT ME
めいパパ
めいパパ
駆け出しブロガー
共働きで、3歳の娘「めい」とにぎやかに暮らすパパです。
アンパンマン→ギャビー→パウパトと“推し変”を繰り返す最強3歳児に振り回されながら、
家族でバタバタ楽しく暮らしてます。

このブログでは、「子育て」「教育」「お金」について、
共働き家庭のリアルや実体験ベースの工夫を、ゆるっと発信しています。

昔はお金オンチで貯金もゼロ…。
でも娘の誕生をきっかけに一念発起し、FP3級も取得!
今は家計改善・投資・ふるさと納税など、できることから実践中です✍️

「お金オンチパパでもここまでできたで〜!」って話を気楽にお届けしてます。
「それうちも気になるやつや〜!」と思ってもらえたらうれしいです☺️
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